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<title>コラム</title>
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<title>夏のぎっくり腰、冷たいものの摂りすぎも関係する？</title>
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暑い日が続くと、冷たい飲み物がおいしく感じます。特に京都の夏は暑いので、冷蔵庫から出したお茶や水、アイスコーヒーなど、気がつけば一日中冷たいものばかり飲んでいる、という方も多いのではないでしょうか。夏場にぎっくり腰で来院された方の身体をみていると、ときどき気になることがあります。お腹や腰を触ると冷たく感じられ、お腹にも張りや硬さがみられる。そして普段の生活について伺ってみると、冷たい飲み物や食べ物をかなり多く摂っている。そんな方に出会うことがあります。もちろん、夏場の身体の冷えには、冷たい飲食物だけでなく、冷房や足元の冷えなど、さまざまな背景があります。今回はその中でも、患者さんとお話ししていてよく気になる「冷たい飲食物」について考えてみたいと思います。夏は、冷たいものが当たり前になっています患者さんとお話ししていて気づくのは、ご本人に「冷たいものをたくさん摂っている」という感覚があまりないことです。「冷たいものをよく飲みますか？」と伺っても、「そんなに飲んでいません」と答えられる。ところが、もう少し詳しく聞いてみると、水もお茶も冷蔵庫から出したもの。コーヒーもアイス。夏になると、それが当たり前になっているので、「冷たいものを飲んでいる」という感覚そのものがなくなっていることがあります。そして、よく話題になるのがビールです。「じゃあ、ビールも冷たいからダメなんですか？」もちろん、そんなことを言いたいわけではありません。かといって、ぬるいビールを飲んでください、という話でもありません（笑）。暑い日に冷たいものがおいしいのは当然です。大切なのは、冷たいものをすべて避けることではなく、「そういえば今日は朝から冷たいものばかり摂っているな」と、ときどき気づくことだと思います。冷たい飲み物で、お腹の中の温度は下がる？「冷たいものを飲んでも、身体の中に入ればすぐに温まるのでは？」と思われる方もいるかもしれません。実際に、冷たい水を飲んだときの消化管内の温度変化を調べた研究があります。2018年に医学誌『JournalofThermalBiology』に掲載された研究では、健康な男女23人に飲み込むタイプの温度センサーを使い、約5℃の冷水150mlを飲んだ後の消化管内の温度を測定しています。その結果、冷水を飲んだ後には、消化管内の温度が一時的に低下することが確認されました。つまり、冷たい飲み物を摂ったとき、お腹の中でも実際に一時的な温度変化が起こることは確認されています。ただし、この研究は冷たい飲み物とぎっくり腰の関係を調べたものではありません。「冷たいものを飲むと、ぎっくり腰になる」と医学的に証明されているわけではありません。私自身は、夏場のぎっくり腰の方をみていて、お腹や腰が冷たく、お腹にも硬さがあり、さらに冷たい飲食物を多く摂っている。そんなことが重なっているときには、身体の冷えも背景の一つとして考えることがあります。あくまで、長く施術をする中で感じていることの一つです。冷たいものを我慢する必要はありませんでは、夏でもすべて常温のものにした方がいいのでしょうか。私は、そこまでする必要はないと思っています。冷たいものが飲みたいときは、おいしく飲めばいい。ただ、喉の奥へ流し込むように一気にたくさん飲むのではなく、少し口の中に含んでから飲んでみる。そして、一日中冷たいものばかりになっていることに気づいたら、ときには常温のものを選んでみる。それくらいでいいのではないでしょうか。「冷たいものはダメ」と我慢するのではなく、今、自分が何をどれくらい摂っているのかを少し意識してみる。毎年夏になると腰の調子を崩しやすい方や、ぎっくり腰を繰り返している方は、「最近、冷たいものばかり摂っていなかったかな？」と、一度振り返ってみてください。それも、自分の身体をいたわる小さなきっかけになるかもしれません。参考文献BeaufilsR,etal.Gastrointestinalthermalhomogeneityandeffectofcoldwateringestion.JournalofThermalBiology.2018;78:204208.doi:10.1016/j.jtherbio.2018.10.002
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<link>https://takuma-shinkyu.com/column/detail/20260825171346/</link>
<pubDate>Tue, 25 Aug 2026 17:15:00 +0900</pubDate>
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<title>ぎっくり腰は本当に突然起こる？</title>
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「重いものを持ち上げた瞬間、腰に激痛が走った」「椅子から立ち上がろうとしたら、突然動けなくなった」ぎっくり腰は、その瞬間に突然起こったように感じることが多いものです。きっかけもさまざまで、ジムでベンチプレスをしたり、重りを使ってスクワットをしたりと、腰に大きな負荷がかかったことが分かりやすい場合もあります。一方で、リモコンを取ろうと手を伸ばしたとき、椅子から立ち上がったとき、あるいは咳やくしゃみをしただけで、強い腰の痛みが出ることもあります。「たったこれだけのことで、どうして？」そう思われる方も少なくありません。コップの水があふれるように私がぎっくり腰の方にお話しするとき、よく「コップの水」に例えることがあります。身体に疲労や緊張が少しずつ積み重なっていく状態を、コップに水がたまっていく様子に例えてみます。コップに少しずつ水がたまっていき、いっぱいになっても、あふれるまでは何も起こりません。そして最後の一滴が加わった瞬間、水があふれます。ぎっくり腰も、それに似ているように感じることがあります。リモコンに手を伸ばす、立ち上がる、咳やくしゃみをする。その動作そのものが大きな負担だったというより、それまでに身体の疲労や緊張が積み重なっていて、たまたまその動作が「最後の一滴」になったと考えられることがあります。「あの動作が悪かった」とは限りませんぎっくり腰になった方から、「あのときリモコンを取ろうとしたのが悪かったんでしょうか」といった話を聞くことがあります。痛みが出た瞬間ははっきりと覚えているので、その動作に原因を求めたくなるのは自然なことだと思います。けれども、私は「リモコンに手を伸ばしたことが悪かったわけではないですよ」とお話しすることがあります。その動作をしなければ、そのときは痛みが出なかったかもしれません。ただ、すでにコップの水がいっぱいになっていたとすれば、別の何気ない動作がきっかけになっていた可能性もあります。大切なのは、痛みが出た瞬間だけではなく、そこに至るまで身体がどんな状態だったのかを見ることだと考えています。前から疲れていたこともあれば、気づいていないこともありますぎっくり腰になった方にお話を伺うと、「そういえば最近、かなり疲れていました」とおっしゃることがあります。以前から腰の張りや痛みがあっても、「いつもの腰痛だから」と気にせず過ごしていた方もいらっしゃいます。一方で、腰にはまったく不調を感じていなかったという方もいます。人の身体は、同じ状態が続くと、その状態に少しずつ慣れていきます。そのため、疲労や身体の緊張があったとしても、必ずしも本人がそれを「つらい」と自覚しているとは限りません。だから、自覚がなかったからといって、身体に疲労や緊張がなかったとは限りません。腰だけを見るとは限りませんぎっくり腰で来院された場合も、当院では痛みが出ている腰だけでなく、骨盤まわりや臀部、脚、背中など、身体全体の状態を確認します。痛みが出た場所だけではなく、その方の身体にそれまで何が積み重なっていたのか。そこまで含めて身体をみることを大切にしています。ぎっくり腰になった「その瞬間」だけを責めないぎっくり腰になると、「あの荷物を持たなければよかった」「あんな姿勢をしなければよかった」と、痛みが出た瞬間の行動を後悔してしまうことがあります。でも、その動作だけが悪かったとは限りません。コップの水がいっぱいになっていたところに、たまたま最後の一滴が落ちただけかもしれません。だからこそ、痛みが出た瞬間だけを見るのではなく、その前に自分の身体がどんな状態だったのかにも、少し目を向けてみてください。最近、少し無理をしていなかったか。疲れているのに頑張りすぎていなかったか。身体からの小さなサインを、「いつものこと」と見過ごしていなかったか。ぎっくり腰になったことも、何度も繰り返していることも、一度自分の身体に目を向けるきっかけになるのかもしれません。どうか、ご自身の身体も大切にしてあげてください。
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<link>https://takuma-shinkyu.com/column/detail/20260821175102/</link>
<pubDate>Fri, 21 Aug 2026 17:53:00 +0900</pubDate>
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<title>朝起きても疲れている？ 自分では気づきにくい歯の食いしばり</title>
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「朝起きたときから身体がしんどい」「首や肩がいつも張っている」「顎のまわりが痛い」「歯医者さんで歯がすり減っていると言われた」こうしたお悩みを伺ったとき、私が一つの可能性として考えるのが、歯の食いしばりです。ところが、実際に「食いしばっていますか？」と尋ねても、「自分ではよく分かりません」と答えられる方は少なくありません。食いしばりは、自分では意外と気づきにくいものです。本来、睡眠は身体を休ませるための時間です。それなのに、朝起きた時点ですでに疲れている、全身に力が入っている、むしろ起きて活動しているうちに身体が楽になってくる。そんな方をみていると、食いしばりが関係していることがあります。食いしばりは自分では気づきにくい顎に痛みがあるなど、はっきりとした症状がなければ、普段の生活の中で「自分は歯を食いしばっているかもしれない」と考える機会はあまりありません。歯ぎしりの場合は、一緒に寝ているご家族やパートナーから「寝ているときに歯ぎしりをしているよ」と指摘され、初めて気づくこともあります。一方、音を立てずに噛みしめている場合には、周りの人にも分かりにくいことがあります。当院では、朝起きたときの身体のつらさや顎の痛み、全身に力が入っている感じ、首や肩の強い張りなどがある場合に、食いしばりの可能性も考えます。実際に身体をみるときには、側頭部や顎の筋肉の緊張なども確認します。舌の縁についた歯の跡を見ることもありますが、それだけで食いしばりがあると判断するわけではありません。あくまで身体全体をみるための一つの参考です。集中しているとき、呼吸はどうなっていますか？当院には、絵を描く方、刺繍や切り絵など細かな制作をされる方をはじめ、アーティストの方も来院されます。そうした方の身体をみていると、制作に集中しているときに呼吸が浅くなり、身体に力が入っていることがあります。そして、その中で食いしばりがみられることもあります。カメラマンの方でも似たことがあります。シャッターを切る瞬間、身体を動かさないように無意識に息を止め、顎にも力が入っている。本人にとっては作品をつくるための自然な動作なので、それが「癖」だという自覚はほとんどありません。もちろん、すべてのアーティストやカメラマンに当てはまる話ではありません。ただ、何かに集中しているときほど、自分の身体にどれくらい力が入っているのか分からなくなることがあります。意識が先行して、身体が置いていかれているような感じです。今、上下の奥歯はくっついていますか？私が患者さんによくする質問があります。「口を閉じたとき、上下の奥歯はくっついていますか？それとも離れていますか？」リラックスした状態では、上下の歯の間にはわずかな隙間があります。私はこれを説明するとき、両手を上げて鉄棒にぶら下がるような格好をして身体の力を抜き、「このとき、下顎はぶらーんと垂れ下がっているんですよ」と実際にお見せすることがあります。まずは今、ご自身の奥歯を確認してみてください。何も食べていないのに、上下の歯が触れていないでしょうか。そして、仕事をしているとき、スマートフォンを見ているとき、家事をしているとき、何かに集中しているときにも、ときどき確認してみてください。意外なところで、自分が顎に力を入れていることに気づくかもしれません。まず「気づく」ことから始める食いしばりが気になる方に私がお伝えしているのは、まず自分が食いしばっていることに気づくことです。上下の奥歯が触れていることに気づいたら、そっと離してみる。またしばらくして気づいたら、離してみる。その繰り返しです。人は、自分で気づいていないことを変えるのは難しいものです。例えば、食事中に肘をつく癖や、食べるときに音を立てる癖も、自分ではなかなか気づかないことがあります。誰かに言われたり、自分でふと気づいたりして、初めて「こんな癖があったんだ」と分かります。食いしばりも、それと少し似ています。気づいていないことを変えるのは難しい。でも、気づけば、変わることができる可能性が生まれます。食いしばらないように頑張るのではなく、まずは自分の身体がどんなときに力んでいるのかを知る。そこから始めてみてはいかがでしょうか。
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<link>https://takuma-shinkyu.com/column/detail/20260814193804/</link>
<pubDate>Fri, 14 Aug 2026 19:51:00 +0900</pubDate>
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<title>肩こりは肩だけが原因とは限りません</title>
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「肩が重い」「首まで張ってつらい」このようなお悩みで来院される方はとても多くいらっしゃいます。マッサージを受けると、その日は楽になるけれど、数日すると元に戻ってしまう。そのような経験をされた方も少なくないでしょう。実は、肩の不調は「肩だけ」の問題とは限りません。肩の不調の背景は人それぞれです肩の張りや重だるさには、長時間のデスクワークやスマートフォンの使用、姿勢の癖、運動不足などが影響していることがあります。また、歯の食いしばりや睡眠不足、ストレス、胃腸の疲れなどが関係していると考えられる方に出会うこともあります。一つの原因だけで説明できることは少なく、いくつかの要因が重なっていることも珍しくありません。だからこそ、肩だけを見るのではなく、「なぜ肩に負担がかかっているのか」を丁寧にみていくことが大切だと考えています。施術を通して感じること肩の不調の背景は本当にさまざまです。そのうえで、施術を続ける中で私が一つ感じていることがあります。それは、責任感が強く、人のためによく動かれる方が少なくないということです。ご本人は「普通に生活しているだけです」とおっしゃいます。しかし、お話を伺っていると、仕事や家事、育児などで気を張る時間が長く、自分のことは後回しになっている方もいらっしゃいます。もちろん、これはすべての方に当てはまるわけではありません。ただ、そのような傾向を感じる場面は少なくありません。身体からの小さなサイン私は、肩の不調は身体の警報器が鳴る前の「注意信号」のようなものだと考えています。疲れや緊張は、ある日突然現れるものではありません。少しずつ積み重なり、身体はその状態に少しずつ慣れていきます。そのため、「昔からだから」「これくらい普通です」と感じている方も少なくありません。ところが、施術後に身体が軽くなると、多くの方がその違いに驚かれます。「背中に羽が生えたみたいです。」「肩に乗っていた重りがなくなったようです。」そんな言葉をいただくことがあります。私はそのとき、「今の軽い状態を覚えておいてください」とお伝えしています。つらい状態には慣れてしまっても、楽な状態との違いは、身体がちゃんと覚えてくれます。だからこそ、身体が送ってくれている小さなサインを見過ごさないことが大切なのかもしれません。まとめ肩の不調には、さまざまな背景があります。だからこそ、肩だけを施術するのではなく、その方の生活や身体全体の状態にも目を向けることを、私は大切にしています。なかなか改善しない肩の不調でお悩みの方は、一度、ご自身の身体からのサインに耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
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<link>https://takuma-shinkyu.com/column/detail/20260802160122/</link>
<pubDate>Sun, 02 Aug 2026 16:08:00 +0900</pubDate>
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