上級小児オステオパシー実践セミナー
2026/10/15
10月10日〜12日の3日間、ホルヘ・アランダ・ベルトラン先生による 「上級小児オステオパシー実践セミナー」に参加してきました。
今回のテーマは「診断名では届かない、その子の身体へ。」
発達や神経系の問題、さまざまな障害やトラウマを抱える子どもたちへの オステオパシー的なアプローチを学ぶセミナーでした。
日本各地から経験豊富なオステオパスの先生方が集まり、 とても濃密で刺激的な3日間となりました。
ホルヘ先生は世界各地で活動され、 障害やトラウマを抱える子どもたちに無償で施術を行うなど、 長年にわたって献身的な活動を続けてこられた先生です。
技術以上に心に残ったこと
今回、特に印象に残ったのは、具体的な技術以上に、 施術者としての「あり方」について繰り返し教えていただいたことでした。
正直なところ、事前に想像していた内容とは大きく異なりました。
しかし、だからこそ、治療家として、そして一人の人間として、 本当に大切なことを深く考えさせられる時間になりました。
そして何より心を動かされたのは、 ホルヘ先生ご自身の人間としての姿勢でした。
先生のお話やこれまでの活動に触れ、 言葉で教わる以上に、その背中から多くのことを 学ばせていただいたように感じます。
先生の姿勢に触れるうちに、私自身がこれまでの臨床で 大切にしてきたことや、日々の施術の中で少し意識が 薄れていたことにも、改めて目を向けるようになりました。
症状を見ること、その人を感じること
鍼灸師として22年間、さまざまな知識や技術を学び、 日々の臨床を重ねてきました。
患者さんの症状を少しでも改善したい。 その思いは、今も昔も変わりません。
ただ、今回のセミナーを通じて自分自身の施術を振り返る中で、 一つ気づいたことがありました。
最近の私は、特に鍼の施術において、 症状をどう改善するかということに、 少し意識が向きすぎていたのかもしれません。
どこに問題があるのか。どのような施術が適切なのか。
そうしたことを考えるのは、もちろん大切です。
けれども、その前に、まずは目の前の人の身体に触れ、 今どのような状態にあるのかを、自分の手で丁寧に感じ取ること。
そして、身体の状態だけでなく、 目の前の人を一人の人間として感じ、 その人のありのままに、静かに心を向けること。
施術中、言葉を交わさなくても、 患者さんとどこか心が通じ合っているように感じることがあります。
それは以前から経験してきた、ごく自然な感覚です。
今回のセミナーを通じて、そうした言葉にならないやり取りや、 自分自身がどのような心持ちで目の前の人に向き合っているのかを、 改めて強く意識するようになりました。
技術を磨くことは、これからも大切にしていきたいと思います。
ただ、どれほど知識や技術を積み重ねても、 それを使う自分自身が、どのような心持ちで 目の前の人に向き合っているのか。
そのことを忘れてはいけないのだと、改めて感じています。
今回のセミナーは、何か新しい答えを与えてくれたというよりも、 これまで自分が大切にしてきたことを、 もう一度確かめる機会になりました。
忘れられない3日間
しかもホルヘ先生は俳優かと思うほど男前で、人柄まで素晴らしい。 いったい欠点はどこにあるんでしょう…笑
これまで多くのセミナーに参加してきましたが、 これほど心を揺さぶられる経験は、そう多くありません。
また、全国から集まった先生方や海外の先生方との交流も、 とても楽しく、貴重な時間でした。
そして今回の出会いを通じて、 ホルヘ先生が携わるバリ島でのボランティア活動に、 いつか自分も参加したいという新しい夢が生まれました。
先生の活動は、 Hands with Heart InternationalのInstagram でも紹介されています。ぜひご覧ください。
今回の3日間で得たものは、セミナーが終わった今も、 日々の施術の中で静かに続いているように感じています。
素晴らしい先生との出会い、そしてたくさんのご縁に恵まれた、 忘れられない3日間。
ホルヘ先生、主催者の皆さま、ご一緒した先生方、 本当にありがとうございました。
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たくま針灸院
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京都府京都市左京区聖護院西町1−7 ウエステート聖護院
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やさしい手技が得意な京都の整体
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